どんな効果があるの?睡眠と健康の関係について

起きていることの負担について

私たちは、普段起きて活動して疲れたら眠るというサイクルを行っていますが、寝るのは体の疲れを取るためだけではありません。起きて活動するためには、外部からの情報を受けてそれを理解して行動に結びつけるという過程が必要になりますが、それを行っているのが脳です。
仕事や勉強など、それぞれの活動ごとに必要な情報があるので、それを行動に結びつけるのが基本ですが、脳は、このような必要最小限の情報のみを取り扱っているわけではありません。情報を受け取る段階では、それがどのように役に立つのか分かりませんし、どのような活動に結びつければよいかも分かりません。そこで、大量の情報を処理することになり、脳の負担は大きなものとなっています。

寝ている間に負担解消

このような脳の負担をそのままにしておくと、脳がうまく働けずに生活にも支障が生じてしまうことが考えられます。そこで重要なのが睡眠です。睡眠は、負担の大きな脳を休ませる、というだけではなく、余計な情報を処理するためにも重要です。
脳が情報を記録する記憶のメカニズムにはまだまだ分からないことも多いですが、睡眠中に、起きている間の活動中に使われなかった情報が処理されていると考えられています。使うか使わないか分からないまま記録されている情報を処理してやることで、脳の負担を解消することができます。
このようにして脳の負担を解消することで、脳というからだの器官の健康を維持しながら、次の活動に備えることができるのです。